資産運用でお金に苦労しない人生を  NEXT

■日本の雇用に関して

今、日本は年金制度の崩壊、退職金の崩壊、医療保険制度の崩壊、終身雇用制度の崩壊、近く到来する消費税のUPなど お金が必要なことばかりです。
これからの時代は、資産運用しなければ生き残れない日が近づきつつあります。

働いて満足いくお金を得ることは出来ない時代です。

政府(内閣府)が発表しました『平成18年度版経済財政白書』では、正規雇用者は3,300万人に減少し、非正規雇用者(フリーター等)は1,600万人に増加し、雇用者数の3人に1人が非正規雇用者になっているのです。

そして、平成18年度版労働経済白書では、驚くべき数字を挙げています。

20歳代の年収150万円以下の低年収層は2002年度には21.8%にも達しているのです。

これら若者のうち20歳から24歳の非正規雇用者数は30%を越えており、25歳から29歳まででも20%を越えているのです。

即ち20歳代の50%以上がフリーター等の非正規雇用者になっているということなのです。

そしてこの非正規雇用者の年収は生活が出来るかどうかというぎりぎりの水準であり、年金・健康保険も払えない状態に陥っているのです。

では、彼らに出口はあるのでしょうか? 即ち、正社員への道です。まずありえません。

企業側からすれば、非正規雇用者は多くの場合は現場で、低賃金で働かし、いつでも解雇できる都合のよい存在だからです。使い捨てのような存在なのです。

企業側の利益至上主義がある以上、フリーター等は都合のよい調節弁であり、正社員への道は余程のことがないかぎりありえません。

ところで、この週刊ダイヤモンドの特集では、正社員・非正社員の生涯年収も記載しています。

正社員 : 2億3,500万円 (女性 1億8,600万円)

非正社員 : 6,500万円 (女性   5,000万円)

驚くべき差だと言えます。上記の数字は18歳から60歳までの42年間の生涯賃金総額であり、一年あたりでは以下のようになります。

正社員 : 約560万円 (女性:440万円)

非正社員 : 約155万円 (女性:119万円)

非正社員の年収では通常の健康的な生活が出来るものではありません。

しかしながら、これが実態なのです。多重債務者も根本は、上記で言えば155万円の年収を得ながら560万円の年収をとっているものと同じような生活を送ろうとして無理し、借金に頼っている事例が多いのです。

勿論、パチンコ・競馬等の負けが込み、借金に走る事例もあるようですが、大方は自分の収入以上の生活をしようとして借金に頼っているのです。

全ては収入が少ないことに尽きるのです。

そして社会が荒れてくるのはこの低年収化が原因であり、今後もこれは続きます。

2006年OECDが指摘しました日本の貧困率は13.5%と米国(13.7%)についで世界第2位ですが、統計の取り方によって、日本の貧困率は15.3%に跳ね上がり世界一になるとされています。

以上のことから、自分の身は自分で守らなくてはなりません。資産運用の大切さがわかりましたら、今からでもお金を稼ぐ方法を勉強しましょう。

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